よくある質問

薪ストーブについて、お客様よりよくある質問についてまとめました。
購入前と購入後に抱く不安や疑問のご解決にお役立て下さい。
その他ご質問等ございましたら、お問合せ下さい。

ご購入前

 薪ストーブってエコですか?

はい、暖房機としては一番のエコ商品といって良いと思います。
燃料は薪を使用しますが、薪(木)を燃やすとCO2が発生します。
木は成長過程で光合成によりCO2を吸収しているので、ライフサイクル全体で見ると大気中のCO2は±0となります。
新たなCO2を発生させないサイクル、これをカーボンニュートラルと言います。

 火災の危険性はありませんか?

燃焼中に薪ストーブが火災を起こす可能性は、極めて低い確率です。
簡単に言えば、鉄の箱の中で火を焚いているわけで、扉など開けない限りは炎が飛び散ることはありません。
震度6以上の地震で、本体が倒れてしまったケースもありますが、床は不燃性の炉台に守られており、扉が全て閉まっていれば炎が漏れ出すことはありません。※もちろん室内の換気は必要です。

 薪代ってどれくらいかかるりますか?

正直、どのように入手するかで変わってきます。
すべて薪業者から購入するのなら、そのすべてが薪代となるでしょう。
しかし、薪は自分の働きや情報によってタダで手に入れることもできます。
最近では、インターネットで薪集め会や薪クラブなど地元の人々で情報を共有し活動しているところもあるようです。
一度探してみてはいかがでしょうか?自分の人件費などを算出してしまうと高く付くことでしょう。
しかし、薪ストーブを使う方のほとんどが人件費は関係なく薪集めが趣味になっています。

ご購入後

 薪が燃えにくい時はどうしたらいいですか?

・薪が湿っていませんか?十分に乾燥した薪をご使用ください。
・太い薪から焚いていませんか?
細い薪(枝や割り箸くらい)から焚き始めてください。取扱説明書をご覧になり、正しい手順で行ってください。
・バイパスダンパーを閉じていませんか?
焚き始めは必ず、バイパスダンパーを開けてください。取扱説明書をご覧になり、正しい手順で行ってください。
・燃焼用空気を絞りすぎていませんか?エアーコントロールレバーを全開にしてください。
・煙突が詰まっていませんか?
煙突掃除を行ってください。シーズン中は煙突トップだけが詰まることもありますので、トップの掃除も行ってください。
・換気扇を使用していませんか?
薪ストーブを焚く際、換気扇を使用していると、煙突内のドラフト(上昇気流)が弱まり、燃えにくい場合があります。
換気扇の使用を止めるか、窓を少し開けてください。

 薪が早く燃えてしまうんですが?

・バイパスダンパーを開けたままにしていませんか?
ストーブ温度計の温度が200℃に達したら、バイパスダンパーを閉めてください。
・燃焼用空気を全開のまま焚いていませんか?プライマリーエアーコントロールレバーで給気を調節してください。
・ドアを開けたまま焚いていませんか?
ドアを開けたまま燃焼させると、空気を大量に取り込み、薪の燃焼を促進させてしまいます。フロント・サイド・灰受けドア閉まっていることを確認の上ご使用ください。
・ドアパッキン(ガスケット)が消耗していませんか?
ガスケットを交換してください。ガスケットが消耗していると、隙間から空気を取り込み、薪の燃焼を促進させてしまいます。点検・交換方法は取扱説明書をご覧ください。
・煙突が長すぎませんか?
煙突が長すぎると、ドラフト(上昇気流)が強くなりすぎ、必要以上に燃焼を促進させてしまいます。その場合、煙突ダンパーを設けることをお勧めします。詳しくはご相談ください。火災事例のほとんどは、煙突からの出火(煙道内火災)です。乾燥していない薪を焚いていたり、煙突掃除を怠っていたり、屋外にシングル煙突を使用していたり燃えが悪くなったり、煙が室内に逆流など予兆が見られた場合は、煙突掃除を行って下さい。それでも改善が見られない場合は、ご相談下さい。

 煙が逆流する原因は何ですか?

・煙突が詰まっていませんか?
煙突掃除を行ってください。シーズン中は煙突トップだけが詰まることもありますので、トップの掃除も行ってください。
・強風が吹いていませんか?
強風が吹くことで煙が逆流することがあります。できれば煙突を延長することをお勧めします。詳しくはご相談ください。
・曲がりが多い・横引きが長くないですか?
煙突は、曲がりの数が多い場合や横引きが長いと、ドラフト(上昇気流)の障害となります。結果、煙突が暖まらず煤やタールが溜まりやすくなります。煙突をしっかり暖めてドラフトを強くしてください。改善されない場合はご相談ください。
・ドアパッキン(ガスケット)が消耗していませんか?
ガスケットを交換してください。ガスケットが消耗していると、隙間から空気を取り込み、薪の燃焼を促進させてしまいます。点検・交換方法は取扱説明書をご覧ください。
・換気扇を使用していませんか?
薪ストーブを焚く際、換気扇を使用していると煙突内のドラフト(上昇気流)が弱まり、煙が逆流する場合があります。 換気扇の使用を止めるか、窓を少し開けてください。

 煙突が早く詰まってしまうんですが?

・薪が乾燥していませんか?
しっかり乾燥した薪を使用してください。入手が困難な場合は、細かく割ってご使用ください。
・焚く温度が低くないですか?
低温で使用すると、不完全燃焼となり煤やタールが発生しやすくなります。ストーブ焚く場合は、ストーブ温度計220℃以上でご使用ください。
・曲がりが多い・横引きが長くないですか?
煙突は、曲がりの数が多い場合や横引きが長いと、ドラフト(上昇気流)の障害となります。結果、煙突が暖まらず煤やタールが溜まりやすくなります。
煙突をしっかり暖めてドラフトを強くしてください。改善されない場合はご相談ください

 温度が上がらない、ガラスがよく曇る原因は?

・薪が湿っている十分に乾燥した薪をご使用ください。
・薪の量が少ない
中薪(手首くらい)から太い薪(二の腕くらい)くらいの薪を多めに入れてください。また、本体が暖かいのにお部屋が一向に暖まらない場合は、お部屋に対して、ストーブ本体の容量が不足していると考えられますので、ご相談ください。
・バイパスダンパーを閉めるタイミングが早い
突を暖め、十分なドラフトを発生させてください。また、ストーブ温度計が200℃に達していることを確認しバイパスダンパーを閉めてください。
・燃焼用空気を絞っている。プライマリーエアーコントロールレバーを全開にしてください。

 メンテナンスや煙突掃除はいつやるのが良いのですか?

1年に1回、シーズン終了直後が良いでしょう。煙突や炉内に煤や灰を残したままにしておくと、梅雨時期に灰が湿気を吸い、固く固着したり、錆びや腐食の原因となります。
煙突掃除が安全に出来るようでしたらお客様自身で掃除することも可能ですが、高所作業が伴いますので危険なようでしたら専門業者に依頼してください。
もちろん当社でも随時メンテナンスを承っておりますので、お気軽にお問合せ・ご予約下さい。